情報処理技術者試験(情報セキュリティマネジメント試験)
情報セキュリティマネジメント試験は「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が実施する情報処理技術者試験の試験区分のひとつであり、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する国家試験である。ITの安全な利活用を推進する者の基本的な知識・技能が問われる。
試験はCBT方式で行われ、2時間で60問(科目Aとして情報セキュリティ管理の実践規範、各種対策、情報セキュリティ関連法規などに加えて、ネットワーク、システム監査、経営管理などについて48問、科目Bとして現場における情報セキュリティ管理の具体的な取組みである情報資産管理、リスクアセスメント、IT 利用における情報セキュリティ確保、 委託先管理、情報セキュリティ教育・訓練などのケーススタディが大問形式で12問)を解答する。1,000点満点のうち600点以上で合格となるが、ITパスポート試験と同じく問題はランダムに出題され、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)方式で解答結果から評価点が算出されるため、正答数が同じ人同士でも試験の難易度によって点数が異なる。また、60問のうち6問が採点されないダミー問題で、次回の試験の難易度設定や問題新設の参考とされる。
受験当日まで
ITパスポート試験の合格ラインに達しているのを確認し、すぐに次の試験のテキスト(TAC出版の『みんなが欲しかった! ITパスポートの教科書&問題集』)を購入した。この手の試験は書店に行き、一番体に入ってきやすい参考書を購入し、ネット上の過去問道場で類似問題をひたすら解くに限る。仕事終わりに自宅でテキストを読んだり、当直中の空き時間に過去問を解くなど、ゆるゆると3か月ほど学習した。
試験日はCBTテストセンターの予約次第でいつでも受験できるが、長岡市のセンターが数か月先まで満員であったため、十日町のイオンにあるパソコンスクールで受験した。
(追記)合格証が届いてビックリ(呆れ)なのだが、経済産業大臣署名がサインペン…。第二次石破内閣が発足した11月11日以降最初の武藤大臣の合格証である。(資格マニアとしては、早期に内閣が入れ替わってくれた方がレアな合格証になるのになーと思ってしまう。)